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支援事業

プロデューサー活動支援事業

地域の木材流通の川上と川下をつなぐ システム・イノベーション

新着情報

マッチング支援

 川上・川下の木材流通のミスマッチの解消に向けた取組や競争的資金への応募にあたり、応募内容の新規性・先導性、実用化・事業化への発展可能性など競争性を高めるため、既存の枠を超えた研究者・研究機関との連携が必要となる場合があると思います。連携すべき研究者等について紹介や橋渡しが必要なときは、森林総合研究所プロデューサー活動支援事業事務局( jimu-p-shien@ml.affrc.go.jp )までご連絡ください。当事業のプロデューサーと事務局が中心となって候補者を紹介します。詳細は、第2回ウェブ検討会で配布した以下の資料をご覧ください。

支援事業概要

 我が国の人工林の半数が一般的な主伐期である50年生を超え、資源を有効活用すると同時に、循環利用に向けて計画的に再造成することが必要とされています。しかしながら、地域の森林資源を十分に活用できているとは言いがたい状況です。
 この背景には、地域の森林資源を供給する側(川上)と利用する側(川下)との間で、川上が伐出できる木材や、川下がどのような種類・品質・量・価格の木材等を必要としているかという情報がお互いに共有化されていないため、本来であれば地域の森林資源を活用できる状況であるにもかかわらず、両者のミスマッチというボトルネックにより外国産材に市場を奪われているという状況があります。また、現状の立木価格が主伐後の再造林・保育費用を捻出できないほど低いことが、今後の持続的な森林経営についての大きな懸念材料となっています。
 一方、「知」の集積と活用の場にすでに構築されている多くのプラットフォームやコンソーシアムについては、個々の要素技術に基づくイノベーションに特化しており、全体のシステム化・最適化を必ずしも考慮していません。その結果、各イノベーション単発での成果は得られるものの、その成果が林業・木材産業等のシステム全体のイノベーションに十分に展開できていない状況にあります。
 そこで、林業・木材産業分野のイノベーションを担う各プラットフォームが統合的に協創することで、この分野全体の利益を最大化することを目指した「地域の木材流通の川上と川下をつなぐシステム・イノベーション」をテーマに選定しました。
 本テーマの下、統括プロデューサーチームを創設し、川上と川下のミスマッチを解消するための需給情報の共有化を探る場を提供し、ミスマッチ解消に必要な流通システムの基本構図を設計し提示します。その成果による『システム・イノベーション』の創出により、地域(国産)材の流通にかかる経費の大幅削減や異分野との連携による森林資源の高付加価値化を推進し、地域の森林資源を持続的かつ安定的に供給するために必須である川上への確実な利益還元を目指します。

統括プロデューサー

鮫島正浩 信州大学工学部特任教授

事務局

国立研究開発法人 森林研究・整備機構 森林総合研究所
プロデューサー活動支援事業事務局
メールアドレス:jimu-p-shien@ml.affrc.go.jp

参画プラットフォーム

 ( )内は、知の集積と活用の場のプラットフォーム番号

活動概要

令和2年度

本事業の成果物冊子を発行

第4回検討会

第3回検討会

第2回統括プロデューサーチーム会議

11月4日(水) ウェブ会議

第2回検討会

第1回検討会

第1回統括プロデューサーチーム会議

6月26日(金) ウェブ会議

令和元年度

第2回合同ワークショップ

「地域の木材流通の川上と川下をつなぐ取組から学ぶ」
12月18日(水) 東京大学農学生命科学研究科 中島ホール

第2回統括プロデューサーチーム会議

12月18日(水) 東京大学農学生命科学研究科 会議室 (概要)

第2回現地検討会(11/18-19)

「林業・木材産業のトップランナーから学ぶ」
11月18-19日(月・火) 中国木材株式会社日向工場・住友林業株式会社東郷苗畑事務所

第1回現地検討会(10/15-16)

「主伐・再造林に向けた新たな展開」
10月15-16日(火・水) 上諏訪商工会議所・国有林(南信森林管理署管内)

第1回統括プロデューサーチーム会議

10月1日(火) 東京大学農学生命科学研究科 会議室 (概要)

第1回合同ワークショップ

「地域の木材流通の川上と川下をつなぐシステム・イノベーション」
10月1日(火) 東京大学農学生命科学研究科 中島ホール

支援事業.txt · 最終更新: 2022/01/12 (Wed) 08:56 by ykataoka

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