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情-41

目次

持続的な林業生産システム研究開発プラットフォーム(情-41)

目的

林業による循環的・持続的生産量確保のた め、資源量の把握、効率的な伐採~再造林技術について研究開発を行う事を目的とする。

プロデューサー

酒井秀夫 一般社団法人日本木質バイオマスエネルギー協会 会長

プラットフォーム管理運営機関

305-8687 茨城県つくば市松の里1
国立研究開発法人 森林研究・整備機構 森林総合研究所
持続的な林業生産システム研究開発プラットフォーム事務局
jim-jizokuringyo@ml.affrc.go.jp
029-829-8213

主な事業内容

  • 素材生産に関わる林業機械システム開発
  • 種苗・育林・保育システム開発
  • 木質バイオマスシステム開発
  • 資源量把握、利用技術に関する資源利用システム開発

入会手続き・規則等

プラットフォーム入会手続き

「知」の集積と活用の場の規則により、プラットフォームに入会できるのは産学官連携協議会会員のみとなっています。連携協議会への入会手続きを済ませた後、当プラットフォームへの入会申請をお願いします。なお、入会金・年会費等は不要です。 下記にある企業・団体用又は大学・研究機関用の入会申請・同意書を使い、機関・組織等の代表者・責任者の決裁を経た書類を当プラットフォーム事務局まで提出してください。 提出された入会申請・同意書を当プラットフォームのプロデューサーチーム会議で審議し、入会の可否を決定させていただきます。なお、事前に書類のpdf及び企業・団体等の概要が分かるホームページ等を事務局までお知らせいただけると、審議が早く進みます。

コンソーシアム設立について

規約によりコンソーシアムに加入できるのはプラットフォーム会員のみとなっています。コンソーシアム設立前に、すべての関係者が当プラットフォームの会員(個人会員を除く)であることを確認しておいてください。  コンソーシアムの設立を希望される方は、事務局までご連絡ください。内容について当プラットフォームのプロデューサーチーム会議で審議し、コンソーシアム設立の可否を決定させていただきます。

参画機関等

研究開発ターゲット

●林業機械分野の研究開発

* ICT、AI 等、専門技術分野の助力を得て、林業機械メーカーや各研究機関とクラスター連携し、伐採から収材・運搬全般について安全性の向上、自動化を推進します。また森林内の通信状況を改善し、林内でICTを活用する技術開発を行います。

●育林・保育システム開発分野の研究開発

*種子生産、苗木の育苗技術、一貫作業による地拵えから植栽、下刈りの省力化、除伐に至る施業の技術開発を推進します。

*関連HP
実施プロジェクト

*関連パンフ等
季刊森林総研44 林業の今を知りたい
キノマチウェブ 森林のあるべき姿と林業にまつわる現状

==種苗・コンテナ苗==
新しいコンテナ苗生産方法の提案
育苗中困ったなという時に
林野庁 コンテナ苗基礎知識
林野庁 コンテナ苗基礎知識に関するQ&A
育苗中困ったなという時に-コンテナ苗症例集-、2016~2018「優良苗の安定供給と下刈り省力化による一貫作業システム体系の開発」
新しいコンテナ苗生産方法の提案、2016~2018「優良苗の安定供給と下刈り省力化による一貫作業システム体系の開発」
生研センター 充実種子選別によるコンテナ苗育苗の効率化技術
カラマツ種苗安定供給のための技術開発
山林用針葉樹コンテナ苗 育苗方法についての全国アンケート集計結果

==再造林==
低コスト再造林の実用化に向けた研究成果集
森林・林業の再生:再造林コストの削減に向けて-低コスト化のための5つのポイント-、2009~2012「スギ再造林の低コスト化を目的とした育林コスト予測手法及び適地診断システムの開発」
緩中傾斜地を対象とした伐採造林一貫システムの手引き、2013~2015「先進機械を活用した伐採・造林システムによる低コスト人工林管理技術の開発」
ここまでやれる再造林の低コスト化 -東北地方の挑戦-、2013~2015「東北地方の多雪環境に適した低コスト再造林システムの開発」
コンテナ苗を活用した主伐・再造林技術の新たな展開、2014~2015「コンテナ苗を活用した低コスト再造林技術の実証研究」
トドマツ人工林主伐後の更新技術 ―天然更新の活用でコスト低減をめざす―、2015~2018「交付金プロ トドマツ」
低コスト再造林に役立つ”下刈り省略手法”アラカルト、2016~2018「優良苗の安定供給と下刈り省力化による一貫作業システム体系の開発」
生研センター 低コストな造林-保育のための育苗から下刈りまでの一貫作業体系の開発、2016~2018「優良苗の安定供給と下刈り省力化による一貫作業システム体系の開発」
生研センター 地拵えから下刈りまでの一連のシステムで低コストな再造林、2016~2018「優良苗の安定供給と下刈り省力化による一貫作業システム体系の開発」
西日本の若齢造林地における シカ被害対策選択のポイント ~防鹿柵・単木保護・大苗植栽~、2017~2019「交付金プロ シカ
エリートツリーを活かす育苗と育林、施業モデル、2018~2022「成長に優れた苗木を活用した施業モデルの開発」
クリーンラーチ・カラマツ類の優れた成長を活かす育苗と育林、施業モデル、2018~2022「成長に優れた苗木を活用した施業モデルの開発」

*論文

プロジェクト:スギ再造林の低コスト化を目的とした育林コスト予測手法及び適地診断システムの開発(2009-2012)
プロジェクト:コンテナ苗を活用した低コスト再造林技術の実証研究(2014-2015)
プロジェクト:優良苗の安定供給と下刈り省力化による一貫作業システム体系の開発(2016-2018)

Impact of leaf removal on initial survival and growth of container-grown and bare-root seedlings of Hinoki cypress (Chamaecyparis obtusa)
低コスト再造林の実現にコンテナ苗をどう活用するか ―研究の現状と今後の課題―
異なる時期に植栽したカラマツコンテナ苗の生存率、成長および生理生態特性
近赤外光による選別および殺菌剤処理がスギおよびヒノキ種子の発芽率に及ぼす影響
スギ植栽木の樹高成長に及ぼす期首サイズと周辺雑草木の影響
人工林皆伐後2年目の林地における下刈り後のアカメガシワの生残と成長
スギコンテナ苗は夏季植栽で本当に有利か? -植栽時の水ストレスから1年後の活着・成長・物質分配までの比較-
植栽時期の異なるヒノキコンテナ苗の活着と成長
カラマツコンテナ苗の植栽時期が植栽後の活着と成長に及ぼす影響
長野県の緩傾斜地における車両系伐出作業システムによる伐採,造林一貫作業の生産性
カラマツの各種苗木における植栽後3年間の成長量とそれに及ぼす下刈り手法の影響
スギコンテナ苗と裸苗の成長と形状比の関係
複数試験地データからみたコンテナ苗の植栽後の活着および成長特性
スギポット大苗植栽後1年間の主軸の傾きと活着に対する支柱の効果
下刈省略による再生植生タイプとスギ植栽木の初期成長への影響
下刈りがスギ幼齢木と雑草木の成長に及ぼす影響
Reforestation following harvesting of conifer plantations in Japan: Current issues from silvicultural and ecological perspectives
カラマツのコンテナ苗と裸苗の活着に及ぼす植栽時期の影響-秋季植栽の検討-
ヒノキにおける実生裸苗と緩効性肥料を用いて育成した実生コンテナ苗の初期成長
日本国内におけるコンテナ苗植栽試験地に関するデータベース
単一試験地に植栽されたスギ・コンテナ苗の活着・成長に対する種子供給地域の影響
秋田県における植栽密度の異なるスギ若齢林の林分構造と成長
北海道内4か所に造成したクリーンラーチ植栽試験地における5年生までの成長
4年生スギ人工林におけるスギの樹高と雑草木からの被圧に与える地形の影響
クラッシャ地拵による破砕物の量が下草繁茂に及ぼす影響
雑草木による樹冠被圧がカラマツ植栽木の生残および初期成長に及ぼす影響
地拵え用クラッシャの作業性能と造林作業にもたらす効果
緩傾斜から中傾斜地における機械地拵えの生産性とコスト
再造林に向けた低コスト林業への挑戦

プロジェクト:成長に優れた苗木を活用した施業モデルの開発(2018-2022)

●木質バイオマスシステム開発分野の研究開発

*木質バイオマス資源作物の栽培技術、林内に残された木質バイオマス資源の利用、木質バイオマス資源の運搬、木質バイオマス資源の効率的な利用方法、木質バイオマス資源の燃焼評価に関する技術開発を推進します。

*関連パンフ・雑誌等
==木質資源作物==
ヤナギ畑からの利用
北海道における木質バイオマス資源作物の生産促進技術の開発
早生樹造林の目的―評価から見る利用の在り方
木質バイオマス資源作物としてのヤナギ栽培の実用化
==木質効率化==
燃料用丸太の天然乾燥に必要な日数を簡便に推定するツールの開発
木質バイオマスを直接メタン発酵する技術の実証試験
==木質燃焼==
木質バイオマス発電事業の安定的な拡大手法の開発
中小規模木質バイオマス熱電併給事業の採算性評価
==早生樹==
平成31年度早生樹利用による森林整備手法検討調査報告書

*データベース・ツール
木質バイオマスを用いた発電・熱電併給事業の採算性評価ツール(CHP評価ツール)

*論文
木質資源作物としてのヤナギの利用可能性
ヤナギの樹種特性とバイオマス生産を睨んだその栽培
バイオマス造林樹種ヤナギの低コスト高収穫のための施策
下川町栽培試験地におけるヤナギの収量とその年変動
ヤナギ挿しつけ1年目の台切りの有無が萌芽2年目のバイオマス量に与える影響
GIS環境情報を用いた北海道内におけるヤナギ栽培可能性評価
GIS環境情報を用いた下川町内におけるヤナギ栽培適地の抽出
ヤナギ超短伐期施業時の獣害の回避法
ヤナギ超短伐期施業時の獣害の回避法(II)
木質バイオマスの生産コスト構造とその低減
Growth Characteristics of Seven Willow Species Distributed in Eastern Japan in Response to Compost Application
The effects of weather harvest frequency and rotation number on yield of short rotation coppice willow over 10 years in northern Japan
Estimation of Yield Loss Due to Deer Browsing in a Short Rotation Coppice Willow Plantation in Northern Japan
High Biomass Productivity of Short-Rotation Willow Plantation in Boreal Hokkaido Achieved by Mulching and Cutback
The effect of the planting depth of cuttings on biomass of short rotation willow

*報告書
北海道ササ分布図 1983年技会プロ大型別枠「バイオマス変換計画」報告書
山地系ポプラの短伐期収穫における多収穫技術I 1987年技会プロ大型別枠「バイオマス変換計画」報告書
山地系ポプラの短伐期収穫における多収穫技術II 1991年技会プロ大型別枠「バイオマス変換計画」報告書
カンバ類の短伐期収穫における多収穫技術II 1992年 技会プロ大型別枠「バイオマス変換計画」報告書
林野庁 平成31年 早生樹利用による森林整備手法検討調査委託事業 報告書

●資源利用システム開発分野の研究開発

*新たな針葉樹資源・未利用な広葉樹資源の賦存量推定や利用方法の開発、広葉樹等の新たな造林技術、針葉樹林の広葉樹林化技術の開発を推進します。

●森林サービス産業の研究開発

*森林サービス産業として新しい森林の利用方法を考案し、それぞれの地域に応じた森林サービスに関する価値評価基準の開発を目指します。

*関連パンフ等

*関連シンポ要旨等

*関連論文等

*図書の案内

森林産業コミュニティ・ネットワーク

*令和3年度より、森林産業コミュニティ・ネットワーク(FICoN)の活動を始めました。

FICoN

森林産業コミュニティ・ネットワーク(略称:FICoN(ファイコン))は、森林・林業・木材産業のイノベーションを担う研究開発プラットフォームの連携強化やコンソーシアムの立ち上げ支援など、イノベーション創出を支援する活動を推進し、異分野との連携についても強化するため、企業、大学、公設機関など様々な立場の会員が意見交換し、協創できるコミュニティとしてのネットワークづくりを目指しています。

*関連パンフ等
地域の木材流通の川上と川下をつなぐシステムイノベーション

活動履歴

当プラットフォームは地創林木プラットフォーム及びプロデューサー支援事業と密接にリンクして活動しています。詳細は以下をご覧ください
プロデューサー活動支援事業

情-41.txt · 最終更新: 2024/02/06 (Tue) 08:09 by utsugi

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