農林水産研究情報総合センター(AFFRIT)が提供する、AFFRIT認証機能と連携した情報共有ツールは、安全で円滑な情報共有環境を提供します。多数の情報共有ツールの全体概要は、情報共有系サービスの種類と特徴で説明しています。
ここでは共有フォルダ機能の利用例として、大学の先生との情報共有環境を整える際の流れを示します。共有フォルダには、次のような特徴がある便利なファイル交換ツールです。
AFFRIT外部の方とやり取りする場合、外部の方に、外部利用者登録の手続きを行っていただく必要があります。
既に共有フォルダの利用を開始している方は、2.からご覧ください。
以下の方法で、研究データ交換システムの利用を申請します。
サービスがご利用開始になるまでは平日申請で2時間〜最大半日程度かかる場合があります。 (週末に申請された場合は、翌週月曜日の作業となります。)
以下の方法で、共有フォルダ機能の利用を開始します。
操作後、約 5 分ほどで個人用共有フォルダのベースディレクトリが作成されます。
共有フォルダのURLは、農林(norin)様の場合は、以下の通りとなります
https://user-share.sys.affrc.go.jp/norin/
となります。
以下の場所から、共有フォルダの作成を行います。
a) 新共有フォルダ名に「sensei」と入力して「追加」ボタンを押します。
旧共有フォルダ名 | –> | 新共有フォルダ名 | 削除 |
---|---|---|---|
–> | sensei | [追加] | |
[設定変更] |
b) 行が追加されるので、「設定変更」ボタンを押します。
旧共有フォルダ名 | –> | 新共有フォルダ名 | 削除 |
---|---|---|---|
–> | sensei | [削除] | |
–> | [追加] | ||
[設定変更] |
確認画面を経て設定変更後、約 10 分ほどで「sensei」という共有フォルダが作成されます。
https://user-share.sys.affrc.go.jp/norin/
を見ると、フォルダが作成されたかどうかがわかります。
上記 2. の操作が終わった段階では、「sensei」共有フォルダは、研究データ交換システムの所有者しか読込・書込できません。アクセス制限の設定を変更し、共同研究者の方がアクセスできるようにします。
以下の場所から、共有フォルダのアクセス許可設定を行います。
a) 共有フォルダ名に「sensei」、対象に「sensei@example.ac.jp」、権限として「書込」を設定し、「追加」ボタンを押します。
フォルダ名 | 対象 | 権限 | 削除 | |
---|---|---|---|---|
sensei | [ユーザID▽] | [sensei@example.ac.jp] | [書込み▽] | [追加] |
[設定変更] |
b) 行が追加されるので、「設定変更」ボタンを押します。
フォルダ名 | 対象 | 権限 | 削除 | |
---|---|---|---|---|
sensei | ユーザID | sensei@example.ac.jp | 書込み | [削除] |
[* ] | [ユーザID▽] | [読込み▽] | [追加] | |
[設定変更] |
確認画面を経て設定変更後、約 5 分ほどでアクセス制限の設定が完了します。大学の先生に「sensei」フォルダへの書込権限を設定できました。これで、大学の先生を迎える準備が完了しました。
外部登録利用者とはメールアドレスを ID とする利用者であり、誰でも登録することができます。登録することにより、情報総合センターの Wiki や共有フォルダなどを利用できるようになります。
以下の方法で、外部登録利用者として招待します。
共有フォルダの利用は、利用者、共有相手ともに以下のURLでアクセスします。
https://user-share.sys.affrc.go.jp/norin/sensei/
ブラウザでファイルをダウンロード・アップロードできる機能を提供しているので、アクセス権限に応じて利用できます。