ユーザ用ツール

サイト用ツール


manual:virus

イネ縞葉枯病とは

イネ縞葉枯病の正体

イネ縞葉枯病の原因は、イネ縞葉枯ウイルスというひも状のRNAウイルスである。英語では、Rice stripe virusと呼ばれ、RSVと略される。

イネ縞葉枯病の媒介

イネ縞葉枯病は主にヒメトビウンカにより媒介される。ウイルスを体内に持ったヒメトビウンカ(保毒虫)が、イネを吸汁する際にウイルスを媒介する。管理作業(接触)、土壌、種子では媒介されない。

イネ縞葉枯ウイルスを持ったヒメトビウンカ(保毒虫)が産卵した卵にウイルスが移行するため、保毒虫の子供の約90%は保毒虫となる(経卵伝搬)。ウイルスを持っていないヒメトビウンカ(無保毒虫)もイネ縞葉枯ウイルスに感染したイネを吸汁することで、保毒虫になる。

目次に戻る

manual/virus.txt · 最終更新: 2018/01/10 (Wed) 17:33 by takuyas