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ファイル共有システム利用の流れ

農林水産研究情報総合センター (AFFRIT)では、メールに添付することのできない大容量のファイルを特定の相手に共有することができる「ファイル共有システム」を提供しています。このページでは、ファイル共有システムへのログイン方法と基本的なファイル共有の流れを説明します。

  • 外部向けサーバと内部向けサーバ(MAFFIN内からのみアクセス可)の2種類を用意しており、サービスの入り口が分かれています。外部の方向けと内部の方向けで共有する領域を分けて使用することができます。
  • 共有したいファイルに対して、一時URLとパスワードを発行し、共有相手に伝え、ファイルをダウンロードしていただきます。アップロードやパスワード等の通知はメールで届きます。
  • 通知メールを送らずに、発行される一時URLを任意の方法で共有者に伝えることで、ファイルを共有することもできます。
  • ファイル共有(ダウンロード)の有効期限は14日間です(14日間以内で設定変更できます)。

1.ファイル共有システムへのログイン(初回時は2要素認証端末を登録)

  • ファイル共有システムご利用時に2段階認証が必要となります。
  • 2 要素認証端末として登録するスマートフォン、タブレットをご用意ください。

1)用途によって、ネットワークサービス画面左側の“ファイル共有システム(外部向け)”または“ファイル共有システム(内部向け)”をクリックします。

2)AFFRITアカウントの「アカウント名またはメールアドレス」および「パスワード」を入力し、“ログイン”をクリックします。

3)2要素認証を行います。

  • 初回ログイン時は、<モバイル・オーセンティケーターのセットアップ>画面が表示されるので、2要素認証端末の登録を実施します。
  • 2回目以降は、<ワンタイムコード>入力画面が表示されるので、登録した2要素認証端末のアプリを開き、ワンタイムコードを入力します。

<初回ログイン時>

(1)2要素認証端末の設定を行います

  1. 2 要素認証端末として登録するスマートフォン、タブレットをご用意ください。
    ※ガラパゴス携帯、WindowsOSのタブレットでは2要素認証のアプリをご利用いただけませんので、予めご了承ください。
  2. Androidをお使いの方は、Google Playから、iOS,iPadOSをお使いの方はApp Storeより「FreeOTP」、「Google Authenticator」のいずれかを検索していただき、インストールしてください。
  3. インストールした「FreeOTP」または「Google Authenticator」を起動し、QR コードを読み取ります。
  4. QR コードを読み取ると、アプリ上に6桁のワンタイムコードが表示されます。※有効時間は30秒間です。

FreeOTPの操作手順

アプリ起動後、右上のQRコードのマークをタップし、QR コードを読み取ります。

Google Authenticatorの操作手順

起動後、「開始」ボタンをタップし、「QRコードをスキャン」をタップした後、QRコードを読み取ります。

QRコードを読み取ると、6桁のワンタイムコードが表示されます

(2)PCの<モバイル・オーセンティケーターのセットアップ>画面に、「ワンタイムコード」と「デバイス名」を入力して“送信”ボタンを押します。
認証が通ると、ファイル共有システムのトップ画面が表示されます。

  • ワンタイムコードがアプリに表示されている間に、PCの2要素認証画面に同じものを入力すると認証を通ることができます。
    入力中に有効期限の30秒が過ぎてしまった場合は、再度表示された新しいワンタイムコードをご入力ください。
  • デバイス名は、本人が登録したデバイスを識別できるようにするためのものです。任意の分かりやすい文字列を入力してください。

アプリ画面のワンタイムコードは見やすいように3桁ごとの区切りがありますが、6桁の数字を続けて入力してください。

<2回目以降>

<ワンタイムコード>入力画面が表示されるので、登録した2要素認証端末のアプリを開き、ワンタイムコードを入力します。
認証が通ると、ファイル共有システムのトップ画面が表示されます。

2.ファイルを共有する

1)フォルダを開きます。

  • ファイル共有システム(外部向け)利用時は、“external-folder”をクリックします。
    <external-folder>に格納されているファイルが表示されます。
  • ファイル共有システム(内部向け)利用時は、“internal-folder”をクリックします。
    <internal-folder>に格納されているファイルが表示されます。

2)フォルダに共有するファイルを保存します。

  • フォルダ内に共有するファイルをドラッグアンドドロップします。
    フォルダにファイルが保存され、ファイルを共有できる状態になります。

ファイル単体ではなく、複数のファイルが格納されたフォルダでも共有可能です。この場合、共有先はzip化された形で共有されます。

3)ファイルを共有する相手に、URLが記載された共有通知メールを送信します。

(1)ファイルの右にある“共有”ボタンをクリックします。右側に<共有>画面が表示されます。

(2)ユーザー検索窓(テキストボックス)に、ファイルを共有する相手のメールアドレスを入力します。

(3)共有相手のメールアドレスに共有通知メールとパスワード通知メール(計2通)が送信されます。

<共有相手のダウンロード作業>

共有相手は、届いた通知メール内に記載されたURLからファイルへのアクセスが行なえます。パスワードの入力を求められるので、別メールで届くパスワードを入力するとファイルをダウンロードできます。
詳しくは付録_共有されたファイルをダウンロードする.docxを参照してください。

4)共有の確認

“共有中”ボタンをクリックすると、共有者のメールアドレスが表示されます。

(3)の手順で「メールが送信されました」等のメッセージが表示されませんが、共有を確認することで操作が完了したことを確認できます。

その他.通知メールを送信せずに一時URLで共有する

システムからの通知メールを送信せずに、発行される一時URLを任意の方法で共有者に伝えることで、ファイルを共有することができます。

ここでは、上記の「2.ファイルを共有する」の「2)フォルダに共有するファイルを保存します。」の手順でフォルダにファイルを保存したあとの手順をご説明します。

(1)ファイルの右にある“共有”ボタンをクリックします。右側に<共有>画面が表示されます。

2)表示された共有画面にある「URLで共有」の右側の「+」をクリックします。

3)表示された設定画面にて「パスワード」と「有効期限」を設定し「共有を作成」をクリックします。

  • 「パスワード」は、初期値として12桁の英数字が設定されていますが、変更することもできます。
  • 表示されているパスワード(設定したパスワード)は必ずメモをお取りください。
  • 「有効期限」は14日間以内で設定できます(初期値は14日間)。

4)共有後、共有画面にある「URLで共有」の右側が「+」からアイコンになります。
このアイコンをクリックすると、一時URLを取得(クリップボードにコピー)できます。

5)共有相手に任意の方法で一時URLとパスワードをお知らせします。

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nextcloud/usage.txt · 最終更新: 2022/07/13 (Wed) 09:43 by sakairi