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migrate_2016

ネットワークサービスシステム 2016年システム

ネットワークサービスシステムは、2017年3月6日から新システムの運用を開始します。
新システムではセキュリティ強化等により機能追加・変更を行っています。主な変更点は以下のとおりです。

新システムについてのよくある質問はこちらをご覧ください。

主な変更点

1.新機能

1)Webプロキシの導入

  • 近年大きな脅威となっている標的型攻撃対策(出口対策)として導入します。
  • MAFFIN外部へのWebアクセス時に認証を必須とします。(AFFRITアカウントによる認証を基本に考えています)
    なお、認証に対応出来ないサーバ等は認証を除外する設定を行います。
  • Webフィルタリング機能を備えています。現在統合脅威管理システムのフィルタリング機能により有害サイトへのアクセス遮断を行っていますが、全体として効果的な運用を検討していきます。
  • 当面は試験運用を予定しています。運用上問題ないことを確認したうえで利用者への提供開始と認証の必須化を図ります。

2.機能追加・変更

2.1.ポータル及びWebSSO認証画面のデザイン

1)デザイン変更

  • ポータル及びWebSSO認証画面のデザインについて、”Network Service”のロゴと背景の画像を変更しました。
    (左側:旧システム、右側:新システム)

NSS2012デザイン NSS2016デザイン

2.2.メールシステム

1)メールサーバの仕様変更(セキュリティ強化のため)

  • PCなど利用者端末のメール利用のセキュリティ強化のため、暗号化しない通信を禁止するとともに、メール送信時の認証(SMTP-AUTH)を必須とします。
    これらの仕様変更に伴い、利用者はメールの設定変更が必要となります。
  • SMTP-AUTHに対応出来ない機器向けにシステム用メール送信サーバ(sysmail)を提供します。利用は事前登録制:!: 所属組織を通して利用申請書を提出)とします。
  • 仕様変更に伴う移行猶予期間(5月末までの3か月)を設け、以下の措置をとります。
    - 猶予期間内に限り、既存のメール送信サーバ(ポート25番、SMTP-AUTH無し)の設定でも利用可能とします。
    - sysmailの申請機器のみによる接続制限は2017年6月から実施します。(申請受付、登録は猶予期間内に行います)
  • なお、メール受信について、POPとIMAPは3/6運用開始時から暗号化が必須となります。(:!: 旧システムのうちに対応をお願いします

メールソフトの設定方法:!: 新メールサーバの設定はこちらを参考にして行って下さい

※参考 新旧メールサーバ仕様比較資料(別紙1)

2)Webメール機能追加・変更

【追加になる機能】

  • 送信予約機能
    メール作成時、送信日時を指定して送信を予約することが可能です。

【変更になる機能】

  • アドレス帳の仕様変更
    役職名の追加、ソート項目の保存
  • 自動応答メールのfromを選択可能(表示名も任意入力可能)
  • Bccのみのメール送信可能 など

2.3.AFFRIT 個人フォルダ

1)個人フォルダへの接続方法の変更(セキュリティ強化のため)

  • 通信経路の暗号化に対応したFTPSのみ可能です。
    旧システムで可能であった:!: FTP、SAMBA接続によるWindowsファイル共有及びMac Finderは利用出来ません。
  • FTPS対応により、ファイル名の文字コード変換(SJISへ変換)機能は利用出来ません。このため、FTPコマンドをバッチで実行している場合、表示される日本語のファイル名は文字化けします。

※参考 新旧接続方法比較資料(別紙2)

2.4.AFFRIT Wiki

1)テンプレート変更

  • テンプレートは旧システムでは2種類でしたが1種類となります。
    これにより、:!: 旧システムでテンプレート” dokuwiki-mod”を使用しているWikiは自動的に新テンプレートに変更されます。

2)プラグイン追加

  • 文字色変更のプラグインが追加されます。
  • Wikiサイト全体のテキスト表示色・背景色、サイト表示枠の幅などを設定するためのプラグインが追加されます。
  • mp3・mp4ファイルなどの音声・動画ファイルをWikiページに埋め込み、ブラウザ上で再生できるようにする機能が追加されます。(これまでは音声・動画ファイルへのリンクだけが表示されていました)
    これにより、:!: 旧システムでビデオ・音声ファイルへのリンクをWikiページに記載している場合、それらのリンクはブラウザで再生できる埋め込み形式に自動的に変更されます。

2.5.大容量ファイル転送システム

1)システム改善

  • 送受信ともにJavaは不要となります。(これまではJavaを必要としていました)
  • MAC OSでファイル名が文字化け発生する問題が解消されています。

その他

migrate_2016.txt · 最終更新: 2022/01/27 (Thu) 17:42 by masashim