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rsv:virus_property

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rsv:virus_property [2014/05/07 (Wed) 22:17]
mokuda
rsv:virus_property [2014/06/26 (Thu) 09:07] (現在)
mokuda
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 ====== イネ縞葉枯病について ====== ====== イネ縞葉枯病について ======
 ===== 病原ウイルス ===== ===== 病原ウイルス =====
-イネ縞葉枯病は、イネ縞葉枯ウイルス(//Rice stripe virus((RSVと省略されます))//)という植物のウイルスにより引き起こされる病気です。このウイルスは、[[http://en.wikipedia.org/wiki/Tenuivirus|Tenuivirus]]属に分類されるRNAウイルスです。+イネ縞葉枯病は、イネ縞葉枯ウイルス(//Rice stripe virus((RSVと省略されます))//)という植物のウイルスにより引き起こされる病気です。このウイルスは、幅が8nm((1nmは1ミリメートルの100万分の1です))、長さが500〜2000nmのゴムひものような形状をしていますが、極めて小さいため肉眼はもちろん、通常の顕微鏡でも見えないため、観察には電子顕微鏡が必要です。\\ 
 +分類学的には、[[http://en.wikipedia.org/wiki/Tenuivirus|Tenuivirus]]属に分類されるRNAウイルスです。 
 + 
 +{{:rsv:rsv:rsv.jpg?nolink&200|イネ縞葉枯病ウイルスの電子顕微鏡写真}} \\ 
 +イネ縞葉枯病ウイルスの電子顕微鏡写真\\ 
  
 <wrap notice>参考</wrap>[[http://www.dpvweb.net/dpv/showdpv.php?dpvno=375|イネ縞葉枯病に関する学術的記載(英語のサイト)]] <wrap notice>参考</wrap>[[http://www.dpvweb.net/dpv/showdpv.php?dpvno=375|イネ縞葉枯病に関する学術的記載(英語のサイト)]]
 +===== 発生地域 =====
 +イネ縞葉枯病は、日本、中国、韓国などで発生が報告されています。日本では、関東以西の地域でよく見られます。発生地域に偏りが見られる特徴があります。
  
 +<wrap notice> 参考 </wrap>[[rsv:caution|イネ縞葉枯病に関する病害虫発生注意報など]]
 ===== 伝染 ===== ===== 伝染 =====
-<wrap em>ヒメトビウンカ(//Laodelphax striatellus//)</wrap>、<wrap lo>サッポロトビウンカ(//Unkanodes sapporona//)、シロオビウンカ(//Unkanodes albifascia//)及びセスジウンカ(//Terthron albovittatum//)</wrap>によって永続的に媒介されます。本ウイルスは経卵伝染します。\\ +RSVは、<wrap em>ヒメトビウンカ(//Laodelphax striatellus//)</wrap>、<wrap lo>サッポロトビウンカ(//Unkanodes sapporona//)、シロオビウンカ(//Unkanodes albifascia//)及びセスジウンカ(//Terthron albovittatum//)</wrap>によって永続的((一度、ウイルスを体内に取り込むと死ぬまで媒介する能力を持つこと))に媒介されます。本ウイルスは経卵伝染((ウイルスを持ったメス成虫が産んだ子供にウイルスが移行すること))します。\\ 
-種子伝染、接触伝染はせん+種子伝染、接触伝染は起こらないとされてい
  
 +{{:rsv:rsv:sbph.jpg?nolink&200|ヒメトビウンカ}} \\
 +イネ縞葉枯病を媒介するヒメトビウンカ
 ===== 宿主 ===== ===== 宿主 =====
-自然での主な宿主はイネ、コムギ、オオムギ及びイネ科雑草です。\\+自然での主な宿主は<wrap em>イネ、コムギ、オオムギ</wrap>及びイネ科雑草です。\\
 Chung, B. J.(1974)では、以下の宿主が報告されています。 Chung, B. J.(1974)では、以下の宿主が報告されています。
  
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 | //Festuca ovina// | ウシノケグサ | | //Festuca ovina// | ウシノケグサ |
  
- +===== RSVの遺伝子 =====
-==== RSVの遺伝子 ====+
 イネ縞葉枯ウイルスは一本鎖RNAウイルスで4分節構造をとっています。 イネ縞葉枯ウイルスは一本鎖RNAウイルスで4分節構造をとっています。
  
rsv/virus_property.1399468668.txt.gz · 最終更新: 2014/05/07 (Wed) 22:17 by mokuda