ユーザ用ツール

サイト用ツール


manual:horticulture

差分

このページの2つのバージョン間の差分を表示します。

この比較画面へのリンク

両方とも前のリビジョン前のリビジョン
次のリビジョン
前のリビジョン
manual:horticulture [2017/12/05 (Tue) 09:38] – [ひこばえにおける保毒虫率の急上昇] takuyasmanual:horticulture [2020/08/24 (Mon) 09:57] (現在) – [水田畦畔の雑草管理も効果的] takuyas
行 12: 行 12:
 ===== 保毒虫率を低く抑えるための圃場管理 ===== ===== 保毒虫率を低く抑えるための圃場管理 =====
  
-ひこばえからウイルスを獲得した媒介虫の多くはそのまま水田内にとどまるため、冬になるとひこばえの枯死にともないほぼ死滅するが、水田内にスズメノカタビラなどのイネ科雑草が繁茂していると死滅せずに雑草で越冬する。イネ収穫後は必ず水田を耕起して、保毒虫率の高い個体群の越冬を防ぐことが重要である((Shiba et al (2016) Journal of Economic Entomology 109: 1041-1046))。+ひこばえからウイルスを獲得した媒介虫の多くはそのまま水田内にとどまるため、冬になるとひこばえの枯死にともないほぼ死滅するが、水田内にスズメノカタビラなどのイネ科雑草が繁茂していると死滅せずに雑草で越冬する。イネ収穫後は必ず水田を耕起して、保毒虫率の高い個体群の越冬を防ぐことが重要である((Shiba et al (2016) Journal of Economic Entomology 109: 1041-1046.))。
  
  
行 26: 行 26:
  
  
-ひこばえからウイルスを獲得した媒介虫の一部は、水田付近のスズメノカタビラなどのイネ科雑草に移動して越冬する。畦畔などの水田に近接した場所には保毒虫率の高い個体群が存在するので、イネ縞葉枯病が発生しやすい地域では秋から冬にかけて除草作業を実施すると良い((Shiba et al (2016) Journal of Economic Entomology 109: 1041-1046))。+ひこばえからウイルスを獲得した媒介虫の一部は、水田付近のスズメノカタビラなどのイネ科雑草に移動して越冬する。畦畔などの水田に近接した場所には保毒虫率の高い個体群が存在するので、イネ縞葉枯病が発生しやすい地域では秋から冬にかけて除草作業を実施すると良い((Shiba et al (2016) Journal of Economic Entomology 109: 1041-1046.))。
  
 {{:manual:paddy_ridge.png?direct&500|}} {{:manual:paddy_ridge.png?direct&500|}}
  
-*水田からの距離が近い場所ほど、生息するヒメトビウンカ個体群の保毒虫率が高い。ウイルスを持ったヒメトビウンカを越冬させないよう畦畔のイネ科雑草も管理すると良い。+*水田からの距離が近い場所ほど、生息するヒメトビウンカ個体群の保毒虫率が高い。ウイルスを持ったヒメトビウンカを越冬させないよう畦畔のイネ科雑草もしっかり管理すると良い。
  
  
  
 [[:manual:start|目次に戻る]] [[:manual:start|目次に戻る]]
manual/horticulture.1512434324.txt.gz · 最終更新: by takuyas