いもち病などの糸状菌・細菌による病害と異なり、イネ縞葉枯病を起こすウイルス(イネ縞葉枯ウイルス)に直接効果のある農薬は存在しない。このため、本病の農薬による防除は感染を防ぐために媒介虫であるヒメトビウンカの発生密度を下げることが中心となる。
外部リンク
農薬登録情報提供システム(農林水産消費安全技術センター)
農薬インデックス
地域によっては、ヒメトビウンカに対する農薬の殺虫効果が低下している場合がある。使用する薬剤の情報については、近くの病害虫防除所に問い合わせる。
参考我が国におけるイネウンカ類3種の薬剤感受性の動向