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email:spool [2012/01/12 (Thu) 19:17] kurohori [メールを整理する方法] |
email:spool [2023/12/22 (Fri) 10:54] (現在) kurohori |
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**※内部利用者向けの情報です。** | **※内部利用者向けの情報です。** | ||
- | 農林水産研究情報総合センター (AFFRIT) の[[/ | + | 農林水産研究情報総合センター (AFFRIT) の[[/ |
===== メール容量の確認方法 ===== | ===== メール容量の確認方法 ===== | ||
- | 現在のサーバ上メール容量は、[[/ | + | 現在のサーバ上メール容量は、[[/ |
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新たに 0.01GB のメールが届いた場合は、受け取った後でも容量は 4.99GB であるため受け取れます。しかし、もし新たに 0.03GB のメールが届いた場合は、受け取ってしまうと容量は 4.01GB となり、上限を超えてしまうため受け取れません。 \\ | 新たに 0.01GB のメールが届いた場合は、受け取った後でも容量は 4.99GB であるため受け取れます。しかし、もし新たに 0.03GB のメールが届いた場合は、受け取ってしまうと容量は 4.01GB となり、上限を超えてしまうため受け取れません。 \\ | ||
このように、容量上限に達する一歩手前の状態においては、「ファイルサイズの小さいメールは配送されるが、ファイルサイズの大きなメールは配送されない」という状況になります。 | このように、容量上限に達する一歩手前の状態においては、「ファイルサイズの小さいメールは配送されるが、ファイルサイズの大きなメールは配送されない」という状況になります。 | ||
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- | ==== POPによるメール受信不可 ==== | ||
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- | 容量が上限に達すると、POP受信ができなくなります。この際「容量が上限を超えた」というエラーが出ないため、ユーザからは「新着メールが届かない」だけに見えてしまいます。 | ||
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- | <WRAP center round info 80%> | ||
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- | POP 受信時には、メールサーバ内部において、「未読」メールを「既読」状態にする操作が行われますが、この際、既読状態管理ファイルへの情報書き込み (書き込む情報量が比較的大きい) が必要であるため、容量上限に達した後はメールボックスにアクセスできなくなります。この動作は、メールソフト側からは正常に受信動作を終えたように見えてしまいます。 | ||
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サーバ上のメール整理を行うことで、メールボックスの空き容量を作り出します。 | サーバ上のメール整理を行うことで、メールボックスの空き容量を作り出します。 | ||
- | POPはこの作業に適さないので、[[/ | + | 以下に紹介するいずれの方法でも、メールを整理 (サーバ上からメールを完全に削除) した時点で、削除されたメールは WebMail や IMAP では閲覧できなくなってしまいます。WebMail や IMAP をメインでご利用されている方は、[[/ |
- | + | ||
- | 以下に紹介するいずれの方法でも、メールを整理 (サーバ上からメールを完全に削除) した時点で、削除されたメールは WebMail や IMAP では閲覧できなくなってしまいます。WebMail や IMAP をメインでご利用されている方は、不要なメールのみ整理するよう、ご注意ください。 | + | |
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- | [[/ | + | |
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- | ==== × POP削除では空き容量を作ることはできません ==== | + | |
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- | AFFRITメールシステムでは、Webメールを便利に併用できるようにするため、メールソフトで「サーバからPOP削除」してもすぐにはサーバ上から削除されない、[[/ | + | |
==== WebMailで整理する ==== | ==== WebMailで整理する ==== | ||
- | - [[/ | + | - [[/ |
- その後、メニューの「ファイル」内の「ごみ箱を空にする」を押すことでメールがサーバ上から完全に削除されます。 | - その後、メニューの「ファイル」内の「ごみ箱を空にする」を押すことでメールがサーバ上から完全に削除されます。 | ||
行 60: | 行 42: | ||
==== IMAPで整理する ==== | ==== IMAPで整理する ==== | ||
- | メールソフトで IMAP 接続して、不要なメールをサーバ上から削除する方法を示します。メールがサーバ上から完全に削除されるタイミングは、メールソフトによって大きく異なります。 | + | メールソフトで IMAP 接続して、不要なメールをサーバ上から削除する方法を示します。メールがサーバ上から完全に削除されるタイミングは、メールソフトによって大きく異なります。なお、各メールソフトの IMAP の設定方法は、[[/ |
- | + | ||
- | 各メールソフトの IMAP の設定方法は、[[/ | + | |
=== Thunderbird === | === Thunderbird === | ||
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- 不要なメールをサーバ上のフォルダから「ローカルフォルダ」内のフォルダに移動する。 | - 不要なメールをサーバ上のフォルダから「ローカルフォルダ」内のフォルダに移動する。 | ||
- Thunderbird を再起動する。 | - Thunderbird を再起動する。 | ||
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- | === Outlook Express === | ||
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- | Outlook Express を用いた IMAP の場合、以下の手順でメールがサーバ上から完全に削除されます。 | ||
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- | - サーバ上の不要なメールを「ローカルフォルダ」内のフォルダに移動すると、移動されたメールはサーバ上で「削除フラグ」が立った状態となる(件名に取り消し線が表示される)。 | ||
- | - この状態で「完全削除」ボタン (IMAP フォルダ内の表示時のみ出現) を押す。 | ||
=== Becky! === | === Becky! === | ||
行 85: | 行 58: | ||
- IMAP 接続を切断もしくは Becky! を再起動します。 | - IMAP 接続を切断もしくは Becky! を再起動します。 | ||
- | === 完全に削除されたことを確認する === | + | ==== POPで整理する |
- | 削除したはずのメールが [[/webmail|Webメール]] 上で見える場合は、まだメール がサーバ上に残っています。ご注意ください。 | + | メールソフトからのPOP時にメールをサーバから削除することで、メールボックスの空き容量を作ることができます。 \\ |
+ | ただし、[[https:// | ||
+ | 一部のメールを選んで削除したい場合は、[[# | ||
- | ===== 容量制限時の動作 ===== | + | メールソフトの設定でPOP時にメールをサーバから削除したり、削除までの期間を設定することができます。代表的なメールソフトの設定箇所を示します。なお、書くメールソフトのPOPの設定方法は、[[email: |
+ | * Thunderbird \\ [ツール]-> | ||
+ | * Becky! \\ [ツール]→[メールボックスの設定]→[基本設定タブ] | ||
+ | * Outlook \\ [ファイル]→[情報]→[アカウント設定]→アカウントを選択して[変更] | ||
- | 例として、容量上限が 5GB で現在 4.98GB が利用されている場合を考えます。 | + | === 完全に削除されたことを確認する === |
- | 新たに 0.01GB | + | 削除したはずのメールが |
- | このように、容量上限に達する一歩手前の状態においては、「ファイルサイズの小さいメールは配送されるが、ファイルサイズの大きなメールは配送されない」という症状が出ます。 | ||
===== 関連ページ ===== | ===== 関連ページ ===== | ||
{{backlinks> | {{backlinks> | ||
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