※内部利用者向けの情報です。
農林水産研究情報総合センター (AFFRIT) の電子メールシステムでは迷惑メール対策を行っていますが、迷惑メールは日々巧妙化しているため、残念ながら判定間違いをゼロにすることはできません。このページでは、迷惑メール判定に間違いがあった場合の対応方法について説明します。
※以下、「正規メール」とは、本来迷惑メールと判定されると困る職務上必要なメールを指します。
迷惑メール判定の間違いには、“正規メールの誤判定”と“迷惑メールのすり抜け”の2種類があります。判定間違いの種類に応じた対応を行います。
影響 | 対策 |
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「迷惑メール(Spam)」フォルダに振り分けられる (メールソフトでPOP受信できなくなります) | ・該当メールを「迷惑メール(Spam)」フォルダから他のフォルダへ移動する ・該当メールの送信元アドレスを今後正規メールとする振り分け設定を行う |
添付ファイルが削除される | ・一時的に迷惑メール判定を除外する登録を申請した後、送信者に再送していただく |
メール自体が削除される | ・HTMLメールからテキストメールに切り替えて送信してもらう等の対策を行う ・一時的に迷惑メール判定を除外する登録を申請した後、送信者に再送していただく |
影響 | 対策 |
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「迷惑メール(Spam)」フォルダに振り分けられない | ・該当メールの送信元アドレスを今後迷惑メールとする振り分け設定を行う |
以下に、詳しい対応方法を示します。
正規メールの誤判定とは、本来迷惑メールと判定されてはいけない正規のメールが間違って迷惑メールであると判定されてしまうことをいいます。この種類の判定間違いが発生することは非常にまれ (正規メール全体の0.001%以下) ですが、被害は大きいものとなります。
正規メールの誤判定が発生した場合、デフォルト設定では以下のような状態となります。
農林水産研究情報総合センターでは利用者が迷惑メールを極力見なくても済むような仕組みを導入しているため、正規メールの誤判定が発生した場合、利用者側ですぐに誤判定の発生に気づくことはできません。届くはずのメールがいくら待っても届かないことや、外部の利用者からの指摘などから、正規メールの誤判定に気づくこととなります。
誤判定されたメールの本文は、以下の手順で救済することができます。救済することにより、メールソフトでPOP受信できるようになります。
もしWebメール上に「迷惑メール(Spam)」フォルダが無い場合は、検索機能を利用するなどしてメールボックス全体から誤判定されたメールを探す必要があります。
誤判定により削除された添付ファイルについては救済することができません。誤判定により添付ファイルが削除されることを防ぐには、迷惑メール判定を除外する送信元メールアドレスの登録申請手続きを行って下さい。
正規メールの誤判定が発生した場合は、以下のようにして誤判定が発生したことを報告することができます。報告することにより、今後の誤判定をある程度防ぐことができます。
以下に、誤判定されたメールの報告に関する注意事項を示します。
例えば、海外の共同研究者からのメールが、誤判定により迷惑メールフォルダに振り分けられてしまう場合があります。このように、正規メールの誤判定が発生した場合は、以下のようにして以後の誤判定を回避することができます。
考え方としては、迷惑メール判定用の振り分けルールの手前に、回避用の振り分けルールを作成し、受信箱などの分かり易いフォルダに振り分けます。
(1) Webメールの「ツール」メニューから「振り分け設定」を選択します。振り分け設定画面が開きます。
(2) 振り分け設定画面内の「新規作成」ボタンを押します。フィルタルール設定画面に切り替わります。
(3) フィルタルール設定画面で、以下の操作を行います。
(4) 振り分けリスト画面で、以下の操作を行います。
迷惑メールのすり抜けとは、本来迷惑メールと判定されるべきメールが間違って正規のメールであると判定されてしまうことをいいます。通常、すり抜けてしまう迷惑メールは迷惑メール全体の1%~3%です。しかし、新しいタイプの迷惑メールが発生した場合や迷惑メールデータベースの管理会社が分類を間違えた場合などは、迷惑メール全体の10%近くがすり抜けてしまうこともあります。迷惑メールのすり抜け数が急に増えた場合は、迷惑メール報告にご協力いただくことですり抜けを防ぐことができる可能性があります。
迷惑メールのすり抜けが発生した場合は、以下のようにしてすり抜けが発生したことを報告することができます。報告することにより、今後のすり抜けをある程度防ぐことができます。
以下に、すり抜けたメールの報告に関する注意事項を示します。
同じアドレスから繰り返し判定をすり抜けた迷惑メールが届く場合、送信者アドレスを指定して迷惑メールフォルダに振り分けるルールを作成することができます。
この設定を行う場合、正規のメールが迷惑メールと判定されないよう注意して送信者アドレスを指定して下さい。
(1) Webメールの「ツール」メニューから「振り分け設定」を選択します。振り分け設定画面が開きます。
(2) 振り分け設定画面内の「新規作成」ボタンを押します。フィルタルール設定画面に切り替わります。
(3) フィルタルール設定画面で、以下の操作を行います。
(4) 振り分けリスト画面で、以下の操作を行います。