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faq防除 [2024/01/18 (Thu) 11:50] takuyasfaq防除 [2024/01/18 (Thu) 11:59] (現在) takuyas
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 +=====防除についてのQ&A=====
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 ===1. 土中に潜り込んでいた貝を耕耘して冬季に寒風にさらすことで駆除する方法が推奨されていますが、西日本の太平洋側などの温暖な地域では、冬季に耕耘しても低温による殺害効果は期待できないのではないでしょうか。=== ===1. 土中に潜り込んでいた貝を耕耘して冬季に寒風にさらすことで駆除する方法が推奨されていますが、西日本の太平洋側などの温暖な地域では、冬季に耕耘しても低温による殺害効果は期待できないのではないでしょうか。===
  
-スクミリンゴガイは-6~-7℃で凍結して死亡しますが、凍結しなくとも10℃以下 の気温であれば徐々に寒さによるダメージを蓄積していきます。気温が低ければ低いほどダメージの蓄積量も大きくなります。本種の低温耐性については0℃で 20~25 日、-3℃で3日、-6℃で24時間以内に死亡するとの報告等((大矢ら、1987、日本応用動物昆虫学会誌 31: 206-212))がありますが、このような極端な低温が続かないような場合でも数カ月にわたる10℃以下の気温によって冬の間に 多くの貝が死亡します。これまでの研究で、平年並みの気温であれば、一般的な水田での本種の越冬率は九州で5~10%、奈良県で1%。茨城県では0%(水田では越冬できない)と言われていますが、近年暖冬が増えたことで各地で越冬する 個体の割合が増えているようです。防除マニュアル等で推奨されているように、厳寒期(前)の耕耘によって土中にいる貝を掘り起こして寒風にさらすことで、防除効果を高めることができます。+スクミリンゴガイは-6~-7℃で凍結して死亡しますが、凍結しなくとも10℃以下 の気温であれば徐々に寒さによるダメージを蓄積していきます。気温が低ければ低いほどダメージの蓄積量も大きくなります。本種の低温耐性については0℃で 20~25 日、-3℃で3日、-6℃で24時間以内に死に至るとの報告等((大矢ら、1987、日本応用動物昆虫学会誌 31: 206-212))がありますが、このような極端な低温が続かないような場合でも数カ月にわたる10℃以下の気温によって冬の間に 多くの貝が死ます。これまでの研究で、平年並みの気温であれば、一般的な水田での本種の越冬率は九州で5~10%、奈良県で1%。茨城県では0%(水田では越冬できない)と言われていますが、近年暖冬が増えたことで各地で越冬する 個体の割合が増えているようです。防除マニュアル等で推奨されているように、厳寒期(前)の耕耘によって土中にいる貝を掘り起こして寒風にさらすことで、防除効果を高めることができます。
  
 ===2. スクミリンゴガイをトラップで捕獲するための誘引剤は何が良いですか。=== ===2. スクミリンゴガイをトラップで捕獲するための誘引剤は何が良いですか。===
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 ===8. 卵塊を水中に落として殺卵する場合、注意することは何ですか。=== ===8. 卵塊を水中に落として殺卵する場合、注意することは何ですか。===
  
-産み付けられてから間もない濃いピンク色の卵は水中に落とすと孵化できません。水路の壁などから水中に削り落とすだけで効果があります。時間が経って黒~白っぽくなっている卵はふ化直前なので、水中に落としてもふ化してしまいます。押しつぶす必要があります。+産み付けられてから間もない濃いピンク色の卵は水中に落とすと孵化できません。水路の壁などから水中に削り落とすだけで効果があります。時間が経って黒~白っぽくなっている卵はふ化直前なので、水中に落としてもふ化してしまいます。押しつぶす必要があります。
  
 ===9. 用水の泥上げは4月に行うことが多い地域です。4月では貝の防除効果はないでしょうか。=== ===9. 用水の泥上げは4月に行うことが多い地域です。4月では貝の防除効果はないでしょうか。===
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 ===11. 冬期耕耘による防除は、速度はどの程度遅くすればよいですか。あまり遅いと、時間・燃料コストの面から実施が難しいです。=== ===11. 冬期耕耘による防除は、速度はどの程度遅くすればよいですか。あまり遅いと、時間・燃料コストの面から実施が難しいです。===
  
-可能な範囲で慣行より遅く実施してください。加えて、防除効果を高めるため、回転数を高く(PTO:2して実施してください。+可能な範囲で慣行より遅く実施してください。加えて、防除効果を高めるため、回転数をPTO2して実施してください。
  
 ===12. 移植時期にスクミリンゴガイに対して農薬散布をしていますが、被害が出るのはなぜですか。=== ===12. 移植時期にスクミリンゴガイに対して農薬散布をしていますが、被害が出るのはなぜですか。===
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 スクミリンゴガイは柔らかい茎葉を好むため、軟弱な苗では被害が発生しやすいと考えられます。貝の密度が高いほ場では、浅水管理などの耕種的防除、耕うんによる貝の破壊などの物理的防除、農薬を用いた化学的防除などを地域の特徴に応じて適宜組み合わせて実施してください。 スクミリンゴガイは柔らかい茎葉を好むため、軟弱な苗では被害が発生しやすいと考えられます。貝の密度が高いほ場では、浅水管理などの耕種的防除、耕うんによる貝の破壊などの物理的防除、農薬を用いた化学的防除などを地域の特徴に応じて適宜組み合わせて実施してください。
  
-===17. 4月前半に移植し、適期に農薬散布を行い、3週間程度の浅水管理を行たが、1か月以上経った5月に食害が発生したのはなぜですか。===+===17. 4月前半に移植し、適期に農薬散布を行い、3週間程度の浅水管理を行いましたが、1か月以上経った5月に食害が発生したのはなぜですか。===
  
 通常の気温や水管理の状態では、移植した苗は2~3週間程度でスクミリンゴガイの加害を受けない程度にまで生育します。ただし、移植後の長期間の低温や極端な浅水管理などにより苗の活着の遅れや葉齢の進展が遅れが生じると、1か月以上経ても貝が加害できるような軟弱な株になってしまう可能性があります。苗の生育状況に遅れが懸念される場合は、浅水管理を終了する前にイネの生育状況を確認してください。 通常の気温や水管理の状態では、移植した苗は2~3週間程度でスクミリンゴガイの加害を受けない程度にまで生育します。ただし、移植後の長期間の低温や極端な浅水管理などにより苗の活着の遅れや葉齢の進展が遅れが生じると、1か月以上経ても貝が加害できるような軟弱な株になってしまう可能性があります。苗の生育状況に遅れが懸念される場合は、浅水管理を終了する前にイネの生育状況を確認してください。
faq防除.1705546255.txt.gz · 最終更新: by takuyas