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kikai-sousa:kounouritsu [2020/02/14 (Fri) 15:34] juten [12.高能率ミッドマウント型水田用除草機] |
kikai-sousa:kounouritsu [2021/07/28 (Wed) 07:36] (現在) juten [12.高能率水田用除草機] |
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=====12.高能率水田用除草機 ===== | =====12.高能率水田用除草機 ===== | ||
- | 高能率水田用除草機は、みのる産業株式会社と農研機構生研センターが共同で開発した3輪タイプの除草専用機です。本機は、除草装置を車体中央部に配置しており、高速で欠株の少ない除草作業が可能です。__本機の特徴や導入条件については基本技術編を参照してください。__\\ | + | 高能率水田用除草機は、みのる産業株式会社と農研機構が共同で開発した3輪タイプの除草専用機です。本機は、除草装置を車体中央部に配置しており、高速で欠株の少ない除草作業が可能です。__本機の特徴や導入条件については基本技術編を参照してください。__\\ |
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====(1)作業前の準備 ==== | ====(1)作業前の準備 ==== | ||
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- | ====(3)欠株と残草の状況確認 ==== | + | ====(3)作業手順及び欠株と残草の状況確認 ==== |
- | ①少し除草して、一旦作業を中断します。\\ | + | 作業開始直後は、低速で前進した後一度停止して水稲の状況や雑草が浮き上がっているかを確認します。苗が少しなびく程度の状態であれば問題ありませんが、苗が立っている状態で雑草が浮かんでこなければ、ローターやツースが田面にあたっていない可能性があります。また、引っかかり音(安全クラッチが作動している)がしたり、ローリング抑制板が土を押している場合は、ローターが深く入りすぎています。除草部の高さやローターの深さを適切な位置に再調節してください。\\ |
- | ②欠株と残草の状況確認作業を行います。\\ | + | |
1.欠株の状況確認\\ | 1.欠株の状況確認\\ | ||
圃場に降りて欠株を確認します。下の写真のように稲が倒れていても水面に見えていれば問題ないですが、埋まっていると欠株になります。\\ | 圃場に降りて欠株を確認します。下の写真のように稲が倒れていても水面に見えていれば問題ないですが、埋まっていると欠株になります。\\ | ||
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2.残草の状況確認\\ | 2.残草の状況確認\\ | ||
- | 除草して残った草の状況を確認します。アクリルケースを沈めると濁っていても雑草を確認できます。\\ | + | 低速で数メートル作業を行ったあと、残った草の状況を確認します。アクリルケースを沈めると濁っていても雑草を確認できます。\\ |
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== (作業のポイント) == | == (作業のポイント) == | ||
- | 1回目の除草は苗が小さいので、浅めに除草を行います。特にツースによる苗傷み、水流による苗の埋め込みがないか確認しながら作業を行います。苗の活着が悪く欠株が発生する場合は低速で作業を行います。\\ | + | 1回目の除草は苗が小さいので、浅めに除草を行います。特にツースによる苗傷み、水流による苗の埋め込みがないか確認しながら作業を行います。除草機は最速1.2m/ |
- | 欠株がある場合は、①ツースの山の高さを田面に合わす、②ツース速度を落とす、③フロートの泥押しをバネで調節する、④水流を弱める、などで調整を行います。条間に残草がある場合は、ローターの深さを深くして土中に爪が入る高さにします。株間に残草がある場合は、①ツースの山の高さを田面に合わせる、②水流を強める、などの調整を行います。 | + | 欠株がある場合は、①ツースの山の高さを田面に合わせる、②ツース速度を落とす、③フロートの泥押しをバネで調節する、④水流を弱める、などで調整を行います。条間に残草がある場合は、ローターの深さを深くして土中に爪が入る高さにします。株間に残草がある場合は、①ツースの山の高さを田面に合わせる、②水流を強める、などの調整を行います。 |
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+ | 旋回時に切り返しを行うと欠株の増加につながります。旋回後に前輪が入る場所に目印を付けることで旋回がスムースに行えます。例えば、先端に色をつけた割り箸を立てておけば、除草機に乗ったままで前輪が入る場所がわかります(図12-14)。 | ||
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+ | 4.作業が終わったら\\ | ||
+ | 作業終了後は、除草部を固定フックにかけ、後進でゆっくりと圃場から出てください。乗車したまま前進すると転倒事故につながる可能性があります。除草作業後は、速やかに深水管理に戻して下さい。 | ||
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