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kihon:6 [2020/02/14 (Fri) 17:09]
juten [(2)主要害虫の抑制技術]
kihon:6 [2020/02/14 (Fri) 17:13] (現在)
juten [(2)主要害虫の抑制技術]
行 73: 行 73:
 === 4)イネツトムシ(イチモンジセセリ) === === 4)イネツトムシ(イチモンジセセリ) ===
  ①イネツトムシの発生状況\\  ①イネツトムシの発生状況\\
- イネツトムシの幼虫は、数枚のイネの葉をつづり合わせたツトを作り、その葉を食害します(図6-10)。関東~西日本では、主に7月下旬~8月中旬に発生する第2世代幼虫の食害が問題になります。この時期に幼虫が1株当たり0.5~3頭いると5%減収するとされています1)。被害は、移植時期が遅い場合、飼料イネなど窒素施肥が多い場合で増加するとされています。\\+ イネツトムシの幼虫は、数枚のイネの葉をつづり合わせたツトを作り、その葉を食害します(図6-10)。関東~西日本では、主に7月下旬~8月中旬に発生する第2世代幼虫の食害が問題になります。この時期に幼虫が1株当たり0.5~3頭いると5%減収するとされています<sup>25)</sup>。被害は、移植時期が遅い場合、飼料イネなど窒素施肥が多い場合で増加するとされています。\\
 {{ :kihon:図6-10.jpg?400 |}}  {{ :kihon:図6-10.jpg?400 |}} 
  ②遅植えを避ける\\  ②遅植えを避ける\\
行 114: 行 114:
 23)Takada, T. et al. 2012. Multiple spatial scale factors affecting mired bug abundance and damage level in organic rice paddies. Biological Control 60, 169-174\\ 23)Takada, T. et al. 2012. Multiple spatial scale factors affecting mired bug abundance and damage level in organic rice paddies. Biological Control 60, 169-174\\
 24)芦澤武人 2013. イネ稲こうじ病の発生生態と今後の防除技術の開発に向けて.植物防疫67:133-136\\ 24)芦澤武人 2013. イネ稲こうじ病の発生生態と今後の防除技術の開発に向けて.植物防疫67:133-136\\
 +25)石崎摩美 2019. イチモンジセセリの発生生態と防除.植物防疫73:187-191\\
  
kihon/6.1581667798.txt.gz · 最終更新: 2020/02/14 (Fri) 17:09 by juten