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kihon:4

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kihon:4 [2020/02/12 (Wed) 15:14]
juten [(1)施肥 ]
kihon:4 [2020/02/12 (Wed) 15:50] (現在)
juten [(2)代かきと移植]
行 24: 行 24:
   -仕上げ代かきではトラクターのタイヤ跡が残らない程度に水を少なくし、雑草を埋め込みます。図4-2のように雑草が大きくなった場合は、移植まで入水しないようにします。\\   -仕上げ代かきではトラクターのタイヤ跡が残らない程度に水を少なくし、雑草を埋め込みます。図4-2のように雑草が大きくなった場合は、移植まで入水しないようにします。\\
 === 2)移植 === === 2)移植 ===
-  -移植の時期は水稲の生育や病害虫の発生、地力窒素の発現などの面から品種毎に栽培される地域での適期であることが必要です。大まかな目安は慣行栽培の2週間程度遅い時期になります。        :!:[[kihon:1|1.開始前のチェックポイント]]>(2)の2)参照+  -移植の時期は水稲の生育や病害虫の発生、地力窒素の発現などの面から品種毎に栽培される地域での適期であることが必要です。大まかな目安は慣行栽培の2週間程度遅い時期になります。       :!:[[kihon:1|1.開始前のチェックポイント]]>(2)の2)参照:
   -抑草効果を高めるために、__仕上げ代かきから移植までの日数はできるかぎり短く (1~2日を推奨) することが重要__です。\\   -抑草効果を高めるために、__仕上げ代かきから移植までの日数はできるかぎり短く (1~2日を推奨) することが重要__です。\\
   -移植する苗は中苗以上のものを使用します。成苗は、移植後の活着が良く初期の生育量の増加が早いので、雑草との競合に有利です(図4-3)。\\   -移植する苗は中苗以上のものを使用します。成苗は、移植後の活着が良く初期の生育量の増加が早いので、雑草との競合に有利です(図4-3)。\\
   -栽植密度は株間18 cm程度を標準としますが、生育量が確保しにくい水田ではやや密度を高くします。また、前作に大豆や野菜を栽培した水田では疎植(21~24 cm程度)とします。\\   -栽植密度は株間18 cm程度を標準としますが、生育量が確保しにくい水田ではやや密度を高くします。また、前作に大豆や野菜を栽培した水田では疎植(21~24 cm程度)とします。\\
   -育苗箱に条播した場合は、田植機の掻き取り回数(横送りの回数)を苗の条数に合わせます。散播した場合は、欠株を減らすために掻き取り回数を少なく(掻き取り量を多めに)設定します。\\   -育苗箱に条播した場合は、田植機の掻き取り回数(横送りの回数)を苗の条数に合わせます。散播した場合は、欠株を減らすために掻き取り回数を少なく(掻き取り量を多めに)設定します。\\
-  -1株の植え付け本数は3本程度となるよう田植機の掻き取り量を調整します。\\ +  -1株の植え付け本数は3~5本程度となるよう田植機の掻き取り量を調整します。\\ 
-  -高精度水田用除草機で除草する場合は、時に条がわかりやすいよう旋回時に次の条間(今植えた6~8条とこれから植える6~8条との間)を通常より数cm程度空けるようえると作業がやすくなります。+  -高精度水田用除草機や高能率水田用除草機で除草する場合は、植条間(今植えた4~8条とこれから植える4~8条との間)が30 ± 5 cm になるよう注意して移植します。
  
 {{ :kihon:図4-3.jpg?550 |}} {{ :kihon:図4-3.jpg?550 |}}
  
kihon/4.1581488053.txt.gz · 最終更新: 2020/02/12 (Wed) 15:14 by juten