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manual:resistance

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manual:resistance [2017/09/07 (Thu) 14:47]
mokuda 作成
manual:resistance [2023/08/09 (Wed) 14:17] (現在)
hirae [品種別]
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 ====== 抵抗性品種の利用によるイネ縞葉枯病の防除 ====== ====== 抵抗性品種の利用によるイネ縞葉枯病の防除 ======
 ===== 食用稲の栽培について ===== ===== 食用稲の栽培について =====
-イネ縞葉枯病の防除において、抵抗性品種に利用は極めて重要な役割を持っています。現在栽培されている抵抗性品種のほぼすべてが「St. No.1」または「中国31号」の抵抗性遺伝子Stvb‑iを保有するものとなっており((前田英郎(2008)日本陸稲およびイネ野生種の縞葉枯病抵抗性に関する遺伝的解析、近中四農研報7:71-107))、感染を完全に抑えることは出来ませんが、発病を低く抑えることが出来ます。ただし、コシヒカリなどの感受性品種の人気が高い現在では、ヒメトビンカの防除を怠ると近隣の感受性品種を栽培するほ場への被害を引き起こす可能性があることに注意する必要があります。\\+イネ縞葉枯病の防除において、抵抗性品種に利用は極めて重要な役割を持ってい。現在栽培されている抵抗性品種のほぼすべてが「St. No.1」または「中国31号」の抵抗性遺伝子Stvb‑iを保有するものとなっており((前田英郎(2008)日本陸稲およびイネ野生種の縞葉枯病抵抗性に関する遺伝的解析、近中四農研報7:71-107))、感染を完全に抑えることは出来ないが、発病を低く抑えることができる。ただし、コシヒカリなどの感受性品種の人気が高い現在では、ヒメトビンカの防除を怠ると近隣の感受性品種を栽培するほ場への被害を引き起こす可能性があることに注意する必要があ。\\
 \\ \\
 **主なイネ縞葉枯病抵抗性を持つ奨励品種の一覧表**\\ **主なイネ縞葉枯病抵抗性を持つ奨励品種の一覧表**\\
行 7: 行 7:
 ==== 品種別 ==== ==== 品種別 ====
  
-^品種名^早晩性^奨励品種に指定している自治体((農林水産省「水陸稲・麦類・大豆奨励品種特性表 平成25年度版」より作成))^+^品種名^早晩性^奨励品種に指定している自治体^
 |あいちのかおりSBL|晩|静岡県、愛知県| |あいちのかおりSBL|晩|静岡県、愛知県|
-|朝の光|中の晩|群馬県| +|あさひの夢|中|茨城県、栃木県、群馬県、山梨県、愛知県、岐阜県、長崎県| 
-|あさひの夢|中|栃木県、群馬県、山梨県、愛知県、岐阜県、長崎県| +|一番星|極早|茨城県| 
-|ゴロピカリ|中の晩|群馬県|+|いなほっこり|中の晩|群馬県| 
 +|恋の予感|中の晩|広島県、山口県、大分県| 
 +|恋初めし|中の晩|長崎県|
 |彩のかがやき|晩|埼玉県| |彩のかがやき|晩|埼玉県|
-|彩のみのり|中の晩|埼玉県| +|彩のきずな|中|埼玉県| 
-|さとじまん|中の晩|神奈川県|+|さとじまん|中の晩|神奈川県、佐賀県|
 |大地の風|中|愛知県| |大地の風|中|愛知県|
-|つやおとめ|中|福岡県| 
 |とちぎの星|中|栃木県| |とちぎの星|中|栃木県|
 +|にじのきらめき|中|茨城県、栃木県、群馬県、千葉県|
 |ハツシモ岐阜SL|中の晩|岐阜県| |ハツシモ岐阜SL|中の晩|岐阜県|
-|兵庫夢錦(酒米)|早の早|兵庫県|+|ふくまるSL|早|茨城県| 
 +|ほしじるし|晩|茨城県、栃木県、三重県、岐阜県、島根県|
 |まいひかり|晩|宮崎県| |まいひかり|晩|宮崎県|
 |祭り晴|中の晩|神奈川県、京都府、大阪府| |祭り晴|中の晩|神奈川県、京都府、大阪府|
 +|ミネアサヒSBL|早|愛知県|
 |ゆめまつり|中の晩|群馬県、愛知県| |ゆめまつり|中の晩|群馬県、愛知県|
  
  
 <wrap notice>外部リンク</wrap> [[http://ineweb.narcc.affrc.go.jp|イネ品種特性データベース(農研機構 作物研究所)]] <wrap notice>外部リンク</wrap> [[http://ineweb.narcc.affrc.go.jp|イネ品種特性データベース(農研機構 作物研究所)]]
-===== 飼料イネの栽培について ===== 
-飼料用イネ栽培では、できるだけ生産コストを抑えることが求められるため、病害虫防除では極力薬剤散布をしない防除が望ましいとされています。しかし、防除を全く行わないことは、病害虫の大発生による大幅な減収を引き起こすだけでなく、<wrap em>病害虫の被害が周辺の食用稲などにも拡大する恐れがあります</wrap> 
-特に、イネ縞葉枯病の発生地域では、本病抵抗性品種を栽培することが重要となります。\\ 
-代表的な飼料イネのうち、[[https://www.naro.affrc.go.jp/patent/breed/0100/0107/001626/index.html|なつあおば]]、[[http://www.naro.affrc.go.jp/patent/breed/0100/0107/001613/|夢あおば]]、タカナリ、[[http://www.naro.affrc.go.jp/patent/breed/0100/0107/001516/|ホシアオバ]]、[[http://www.naro.affrc.go.jp/patent/breed/0100/0107/001568/|もちだわら]]、[[http://www.naro.affrc.go.jp/patent/breed/0100/0107/001607/|北陸193号]]、[[https://www.naro.affrc.go.jp/patent/breed/0100/0107/001490/index.html|モグモグあおば]]、[[http://www.naro.affrc.go.jp/project/results/laboratory/nics/2001/nics01-01.html|クサホナミ]]、[[http://www.naro.affrc.go.jp/patent/breed/0100/0107/001517/|クサノホシ]]がイネ縞葉枯病に抵抗性です。 
- 
-<wrap notice>参考</wrap> 
-[[http://www.naro.affrc.go.jp/publicity_report/pub2016_or_later/pamphlet/tech-pamph/074988.html|飼料用米の生産・給与技術マニュアル<2016年版>]] 
- 
- 
-{{:rsv:resistants.jpg?direct&200|飼料に用いる多収品種の特性}}\\ 
-飼料に用いる多収品種の特性(飼料イネの生産・給与技術マニュアルより一部改変) 
  
 ===== 参考文献等 ===== ===== 参考文献等 =====
   * [[http://ineweb.narcc.affrc.go.jp|イネ品種特性データベース(農研機構 作物研究所)]]   * [[http://ineweb.narcc.affrc.go.jp|イネ品種特性データベース(農研機構 作物研究所)]]
   * [[https://www.naro.affrc.go.jp/publicity_report/publication/files/naro-se/kinki_07_5.pdf|前田英郎(2008)日本陸稲およびイネ野生種の縞葉枯病抵抗性に関する遺伝的解析、近中四農研報7:71-107]]   * [[https://www.naro.affrc.go.jp/publicity_report/publication/files/naro-se/kinki_07_5.pdf|前田英郎(2008)日本陸稲およびイネ野生種の縞葉枯病抵抗性に関する遺伝的解析、近中四農研報7:71-107]]
manual/resistance.1504763232.txt.gz · 最終更新: 2017/09/07 (Thu) 14:47 by mokuda