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越冬

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越冬

  1. 摂食は水温15〜35°Cのときに行い、14°C以下では活動を停止し休眠(越冬)します1)
  2. ほ場や用排水路で土中に潜って越冬します。越冬個体は約8割が地表から深さ6cm以内に分布します2)
  3. 寒さに弱く、越冬率は九州でも5〜10%です3)。現時点では茨城県より北では越冬できないと考えられます4)
  4. 越冬成功率は貝の大きさによって異なります。殻高1cm~2cm程度の未成熟貝は越冬率が高く、一方で、殻高1cm未満の貝は低温と乾燥に弱いこと、殻高3cm以上の貝は土にうまく潜ることができないことから越冬率が低くなります5)
  5. 秋になって気温が低下し水田が乾燥すると貝は体内にグリセロールを蓄積して耐寒性を高めることが知られています6)
  6. 収穫後の水田に稲わらが残っていると、温床効果で越冬率が高まる可能性があります。
  7. 春になって気温が上昇し水田に水が張られると活動を開始します。

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1)
Estebenet AL and Martín PR (2002) Biocell 26: 83-89.
2)
高橋仁康ら(2002) 農業機械学会誌 64(6): 76-81.
3)
大矢慎吾(1987) 日本応用動物昆虫学会誌 31: 206-212.
4)
Ito K (2002) Applied Entomology and Zoology 37: 655-661.
5) , 6)
Wada T and Matsukura K (2007) Malacologia 49: 383-392.
越冬.1660827260.txt.gz · 最終更新: by shiba.******@*****.com