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genchi:f1

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genchi:f1 [2016/01/19 (Tue) 09:33]
sakum**********@****.*********.lg.jp [2.圃場の栽培管理と水稲の生育・収量(2015年)]
genchi:f1 [2016/01/19 (Tue) 09:35] (現在)
sakum**********@****.*********.lg.jp [4.生産者の評価と今後の課題]
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 {{:図B-3.jpg?230|}}  {{:図B-4.jpg?400|}}  {{:図B-3.jpg?230|}}  {{:図B-4.jpg?400|}} 
  
- 実証ほの水稲の生育は除草体系の影響により株あたりの茎数増加農家慣行より遅れました。7月下旬の生育量は農家慣行JAS有機より多く、菜種油粕を含めた窒素施肥量が多かったこと雑草の発生が少なかったことが影響したと考えられました。葉色は出穂まで濃く推移しましたが、7月から出穂まで高温で経過したことからいもち病の発生は少なかったです。稈長長く倒伏が発生し、成熟期の倒伏程度(0-400)で170でした。収量は坪刈りで491kg/10a、全刈りで429kg/10aでした(図B-5、図B-6)。出穂後低温寡少であったことから青未熟とくず米が多く発生しましたが、農産物検査は全量1等でした。\\+ 実証ほの水稲の生育は除草体系の影響により初期の株あたりの茎数増加農家慣行より遅れました。しかしながら、7月下旬の生育量は農家慣行JAS有機より多くなり、菜種油粕を含めた窒素施肥量が多かったこと雑草の発生が少なかったことが影響したと考えられました。葉色は出穂まで濃く推移しましたが、7月から出穂まで高温で経過したことからいもち病の発生は少なかったです。稈長長く倒伏が発生し、成熟期の倒伏程度(0-400)で170でした。収量は坪刈りで491kg/10a、全刈りで429kg/10aでした(図B-5、図B-6)。出穂後低温寡少であったことから青未熟とくず米が多く発生しましたが、農産物検査は全量1等でした。\\
  
 {{:表B-5.jpg?700|}} {{:表B-5.jpg?700|}}
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  ・ノビエは深水管理で十分抑草できることが分かった。\\  ・ノビエは深水管理で十分抑草できることが分かった。\\
  ・試験した除草体系の効果は高かった。オモダカは水稲による遮蔽、丁寧な代かき、機械除草により抑制できるようだ。\\  ・試験した除草体系の効果は高かった。オモダカは水稲による遮蔽、丁寧な代かき、機械除草により抑制できるようだ。\\
- ・高齢化にともない乗用の除草機は欲しいところである。\\ 
  試験した除草体系について以下の課題が考えられ、導入する際には圃場選定に留意する必要があります。\\  試験した除草体系について以下の課題が考えられ、導入する際には圃場選定に留意する必要があります。\\
  ・耕盤の深さが一定でないと欠株が発生しやすい。\\  ・耕盤の深さが一定でないと欠株が発生しやすい。\\
genchi/f1.1453163607.txt.gz · 最終更新: 2016/01/19 (Tue) 09:33 by sakum**********@****.*********.lg.jp