イネ縞葉枯病の原因となるイネ縞葉枯ウイルスの感染は、主に本田移植後のヒメトビウンカの飛び込みにより起こります。 作型により異なりますが、分げつ期〜出穂期に病徴が顕著に現れます。
イネ縞葉枯病発見の歴史 イネ縞葉枯病の発生は非常に古く、初めて症状が認識されたのは明治30年(1897)頃とされています。葉が垂れ下がる症状から、「ゆうれい病」とか「ゆうれい」と呼ばれていました。昭和6年(1931)に栗林数衛がヒメトビウンカにより媒介されるウイルス病であることを実証しました。