====== 紛らわしい症状と区別のポイント ======
===== イネ黒すじ萎縮病 =====
{{:manual:similar1.png?direct&300 |イネ黒すじ萎縮病}}
[[vector|ヒメトビウンカ]]により媒介されるウイルス病で、株が萎縮する。
**区別のポイント**イネ黒すじ萎縮病による病害では、葉鞘を剥くと茎に「こぶ」が見られる。{{ :manual:similar2.png?direct&150 |黒すじ萎縮病によるこぶの形成}}
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===== イネ南方黒すじ萎縮病 =====
{{:manual:similar3.png?direct&300 |イネ南方黒すじ萎縮病}}
2010年に我が国で初めて発生が確認された新しいウイルス病、株が萎縮する。[[vector#セジロウンカ|セジロウンカ]]により媒介される。イネ黒すじ萎縮病と病徴が類似している。
福岡県、熊本県、佐賀県、長崎県、宮崎県、鹿児島県、山口県、広島県で発生が確認されている。
**区別のポイント**病徴はイネ黒すじ萎縮病に似ている。イネ黒すじ萎縮病と南方黒すじ萎縮の区別はPCR等の同定が必要である。
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===== ニカメイガによる枯死 =====
{{:manual:similar4.png?direct&300 |ニカメイガ}}
{{:manual:similar5.png?direct&200 |ニカメイガ幼虫}}
茎が食害部から枯死するため,葉が全体的に褐変して丸まる。また,茎ごと容易に引き抜くことができ,下部に幼虫や食入孔,食害痕を確認できる(茨城県農業総合センター提供)。
**区別のポイント**枯死した茎の外観はよく似ているが、穂を抜き取ると簡単に抜け、食害痕がみられる。{{ :manual:similar7.jpg?direct&150 |食害痕}}
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===== 縞稲(病気ではない) =====
{{:manual:similar6.png?direct&300 |ニカメイガ}}
突然変異による葉の黄化症状。縞葉枯病よりも明瞭な縞模様である。また,こより状になることはない。
**区別のポイント**黄緑色のスジが葉脈にそって明確に現れている。株全体に症状が見られることがあるが、周りの株には見られない。
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