====== 大容量ファイル転送システム ======
農林水産研究情報総合センター (AFFRIT)では、メールに添付することのできない大容量のファイルを送ることができる「大容量ファイル転送システム」を提供しています。このページでは、大容量ファイル転送システムの概要を説明しています。
2017年3月6日に運用開始した新システムから、旧システムで送信・受信の際に必要となっていたJavaの実行環境は不要となりました。
===== 概要 =====
大容量ファイル転送システムは、以下のような特徴を持つサービスです。
* メールに添付できない大容量のファイル(2GBまで)を送ることができるサービスです。Confidential Posting というソフトウェアを採用しています。
* ファイルの受け渡しはWebサーバを経由して行い、アップロードやパスワード等の通知はメールで届きます。
* AFFRIT内部ユーザのみが送信を行うことができます。 \\ 送り先の制限はないので、大学や企業など外部の方に対して送信することもできます。
* 受信者が、受け取ったファイルを編集したり別のファイルを追加したりして送信者に送り返す、「返信」機能を付けることができます。 \\ 印刷原稿のやり取りや、調査票の配布・回収にも便利です。
* ファイルはサーバ上で暗号化されるため、安全にファイルを受け渡すことができます。
* 間違ったファイルを送信してしまった場合、受信者がダウンロードする前であれば、大容量ファイル転送システムの画面からダウンロードを停止することができます(EXE形式の場合は、ダウンロード後の復元を停止することもできます)。
大容量ファイル転送システムは、Webアプリケーションとメールの連絡を介してファイルの送受信ができますが、 :!: __画面やメールの説明だけでは操作方法やパスワードの取得の流れなどが分かりにくく、とまどう場合があります__。基本的な操作手順を以下にまとめましたので、参照してご利用ください。
==== 基本的な操作手順 ====
* {{ :pdf:send.pdf|ファイルを送信する}}
* {{ :pdf:recieve.pdf|「返信なし」のファイルを受信する}}
* {{ :pdf:return.pdf|「返信あり」のファイルを受信、返信する}}
送信時には、先方へのメッセージ「本文」欄に下記の操作手順書URLを \\ 記載し、それに従って受信や返信の操作を行って頂けるようご案内下さい。 \\
* 「返信なし」で送信する場合
* https://ml-wiki.sys.affrc.go.jp/help/_media/pdf/recieve.pdf
* 「返信あり」で送信する場合
* https://ml-wiki.sys.affrc.go.jp/help/_media/pdf/return.pdf
===== 「送信」の概要 =====
**「送信」は、AFFRIT登録ユーザ限定の機能です。**
大容量ファイル転送システムの**サーバに送信ファイルをアップロードし、指定した宛先(受信者)にダウンロードURLを通知します。**
:!: 「送信」の手順は、{{ :pdf:send.pdf |ファイルを送信する}}を参照して下さい。
{{:usage:bigfile:img:000send.png}}
==== ファイル形式について ====
返信あり/なしで選択可能なファイル形式が異なります。
^返信あり^|EXE形式のみ|
^返信なし^|ZIP形式,EXE形式 どちらも可|
* **ZIP形式**
ZIP形式圧縮ファイル。\\
ダウンロード後は、受信者がローカルで復元できる。
* **EXE形式**
自己実行型ファイル。**受信者のOSがWindowsの場合のみ、実行可能。**\\
暗号化、復元時の改ざんチェック、ファイル圧縮を行う。\\
復元時に、システムサーバにアクセスする。
===== 「受信」の概要 =====
大容量ファイル転送システムサーバにある**ダウンロードファイル(ZIP/EXE)をダウンロードし、元の送信ファイルに復元します。**
:!: 「受信」の手順は、**返信あり/なし**によって、以下を参照して下さい。\\
■ {{ :pdf:return.pdf |「返信あり」のファイルを受信、返信する}} \\
■ {{ :pdf:recieve.pdf |「返信なし」のファイルを受信する}}
{{:usage:bigfile:img:000recieve.png}}
復元パスワード通知メールを受信するまでは、ZIP形式とEXE形式で同じです。
==== ダウンロードファイルを復元する ====
復元する流れが、ZIP形式のファイルとEXE形式のファイルで異なります。
EXEファイルの実行はWindows限定です。**他のOSでは実行不可です。**
{{:usage:bigfile:img:000recieve_zipexe.png}}
===== 「返信」の概要 =====
**受信者が、送信ファイルを編集等したのち、システムサーバにアップロードし、その旨を送信者に対し通知します。**
:!: 「返信」の手順は、{{ :pdf:return.pdf |「返信あり」のファイルを受信、返信する}}を参照して下さい。
「返信」はEXE形式限定(Windowsのみ実行可)の機能です。
{{:usage:bigfile:img:000return.png}}
===== 制限事項 =====
* 1度に送信できるファイル数は最大__500ファイル__(フォルダ配下含め)、__容量上限2GB__です。
* 送信者、受信者ともに__Javaの実行環境が必要です__。社内規定等でJavaの実行環境を利用できない方にはファイルを送ることができません。また、ブラウザで__Microsoft EdgeやGoogle Chrome バージョン42以降は標準でJavaは非サポート__となっています。これ以外のブラウザをお使い下さい。
* 返信オプションをつける場合、EXE形式のファイルを利用しますが、この__EXE形式のファイルは、Windowsのみで利用することが可能です__。受信者の環境がWindows以外であれば、ダウンロードしたファイルを展開して中身を取得することができません。また、送信者の環境がWindows以外の場合、送信はできますが、返信されたEXE形式のファイルを展開することができません。
==== 確認されている不具合 ====
* Mac・Safariで、ファイル選択画面が正常に開かず、ファイルを選択できない事象が確認されています。このような場合は、Firefox などの別のブラウザを利用して下さい。
* Mac環境で、ファイル名に濁点や半濁点が含まれるファイルを送信しようとするとエラーとなることが確認されています。当面は、濁点やを半濁点を含まないファイル名に変更して対応してください。
===== 関連ページ =====
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