水路の泥あげ:貝が水系を介して地域全体にまん延しないよう、水路内の貝の居場所をなくす

水路内に堆積した泥の中はスクミリンゴガイにとって好適な越冬場所です。秋から春の間に水路の泥上げを行うと、貝の越冬場所を取り除いたり、越冬中の貝を寒風にさらして殺貝できます。雑草も取り除かれるので翌年の餌をなくすことによる防除効果も期待できます。地域ぐるみで実施して貝の居場所をなくすことが重要です。


泥のたまった水路(左)と泥あげにより貝の居場所を取り除く作業の様子(右)

≪留意事項≫

労力がかかるため重機等を活用するとよいです。また、掘り上げた泥は、ほ場に持ち込まないように注意してください。

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